給食によって生徒の非行や不登校を改善するなど食育で先進的な取り組みをしてきた真田町の元教育長の大塚貢さんの講演会が17日にベルウィンこもろで開かれました。
講演会は、農村女性活動推進委員会が食の大切さについて多くの人に考えてもらう機会にしようと一般の市民を対象に開いたもので、女性を中心に市内外からおよそ70人が集まりました。
講師の大塚貢さんは、20年近く前から教職の立場で子供たちの食生活をみつめ、そこから改善を図る取り組みを進めてきた、いわば「食育」の先駆者です。
講演では、真田町の中学校で校長をつとめていた当時、給食を改善することで子供たちが落ち着きを取り戻したエピソードを紹介しました。
大塚さんは、子供たちが荒れているのは、お腹が満たされていないからではないかと考え、給食の改善を図ったそうです。
主食をご飯中心に変えたほか、無農薬の野菜や魚を使っておいしい給食を心がけたところ、7ヶ月後には、その効果が現れたといいます。
さらに大塚さんは、その後 真田町の教育長に就任し、町の全ての学校で この取り組みをしたところ、
数年後には、非行が全くなくなり、学力も全国平均を上回ったとして、食がいかに大切なのものなのかを伝えていました。
また、この日は、会場の入り口で「味工房小諸すみれ」の女性たちがおやきや漬け物などを販売して手作りの魅力をアピールし、人気を集めていました。