平成17年3月から行われてきた、小諸城大手門の保存修理工事が今日11月30日をもって終了となりました。
明日12月1日から、大手門公園開放され、工事が終了した大手門の通り抜けが可能となります。
保存修理工事が終了し、大手門公園には、江戸時代の姿に復元された小諸城大手門がお目見えしました。
「大手門」は、慶長17年に建てられたもので、400年の歴史を誇る国の重要文化財です。
建物の老朽化が進んでいたことや、明治時代に造りかえられた部分が多くあったことから、資料が残されていた享保5年の改修時の姿に復元することを目指し、一昨年から、解体・修理工事が進められてきました。
総事業費は、およそ2億4千万円で、そのうち、2分の1は国の補助金を活用しています。
工事では、建てられた当時の技法や形式に沿って、解体した時に出てきた瓦や柱など、江戸時代から使われてきた部材を出来る限り活用した他、小諸城の入り口に当たる城門の大手門として豪壮な構えを誇っていた頃の姿を再現するため、1枚400キロほどの総ケヤキ作りの大扉を新たに取り付けました。
また、享保年間の絵図などを参考に、高さ90センチ、横60センチの「しゃちほこ」を新たに製作し、本瓦葺きの屋根の両端に取り付けています。
今回の工事では、瓦や梁に残された、江戸時代の記録も発見されており、今後、大手門の2階スペースに、資料として展示される予定になっています。
大手門は、明日12月1日から、自由に門の通り抜けや見学ができますが、2階部分は、新年度以降の公開になるということです。
竣工記念イベントは来年5月を予定しています。